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Archive for 8月 25th, 2015

照明器具の歩み

照明器具の光は、火で灯りを作っていたころとはけた違いのまぶしいほどの光。
しかし、最初につくられた照明器具のアーク灯の光には多くの紫外線が含まれており、点灯時間は短いという欠点がありました。
そのためアーク灯のような片寄った照明器具の光は、一般家庭の照明器具としては不向のようです。
結果とした家庭に普及した照明器具は白熱電球にとって代わっていくのです。
初期のエジソン電球は暗くて寿命も短いものでしたから、その後さまざまな発明家の手によって改良されていきます。
また、日本では昭和初期にガラス製の白熱灯の照明器具が発達しています。
日本の商店街では、多灯照明による電球の街灯が流行していました。花形のシェードの照明器具や、乳白グローブのデザインのような華やかなものが主流で、商店街をにぎやかにしていたようです。
特に、スズランのはなを模した日本独特のデザインの照明器具は鈴蘭灯の呼び名で愛され、いまでも古い商店街を歩けば、その名残に出会えるかもしれません。

このような外観重視の白熱灯の照明器具に光化学技術が導入され始めたのが道路灯だったようです。
照明器具の形や光で、時代の背景をも照らし出されます。